通信環境を構築する時に必ず必要になるのがlanケーブルです。
無線式のものが増えていますが、無線用の通信機器にも使われています。高速な通信を確保したければ、まだまだ有線式の方が安心です。配線の時には、状況に合わせたものを選んだ方がコストパフォーマンスが良くなります。不必要にハイスペックのものを選んでも通信速度は変わらないので意味がありません。適所適材のためには知っておくべきことがいくつかあります。まずはlanケーブルの長さです。
電気信号を送受信しているので、あまり長くなると抵抗が増えて誤動作につながります。通信機器同士が接続できる最低限度の長さにすることが重要です、ただし、それでは人が動く時に邪魔になる恐れがあります。理想は、壁側や天井などに固定して邪魔にならない配線です。その分、余裕を持った長さでも問題ありません、20mを越える時だけ、芯線が単線のものを選ぶとノイズの影響を受けないので安心です。
そのほかに知っておく必要があるのがシールドの有無です。lanケーブルはとてもノイズに弱い通信機器と言えます。まったくケアしないで使うとノイズが発生して通信トラブルを引き起こす恐れがあります。そうならないためには、場所に応じてシールドの有無を決めなければいけません。例えば電源線の近くや、電源の近く、磁力が発生しそうなところではシールド付きを選びましょう。それ以外の場所ではなくてもあまり問題になりません。